マタニティの不調
■マタニティの不調について ←治療室からの説明はこちらをご覧ください。
Mさん 37歳 産後の膝の痛み
治療前の症状 経過
産後3か月。
足を投げ出して授乳すると、右ひざの裏が痛い。立ち上がる時も痛い。また仰向けに寝ていると「なんだか腰の位置の落ち着きが悪い」とのこと。
治療 経過
仰向けでは、足を伸ばしていただいても、ヒザ裏が床から浮いています。
またヒザ裏は腫れたようにモッコリしています。
ヒザが床から浮くのは主に大腿裏の筋肉や、ヒザ裏の筋肉、
腰の奥の筋、骨盤や股関節にも影響の大きい大腰筋が関わっています。
出産という大きな出来事は、骨盤のねじれや傾きにも大きく影響します。
イメージしていただくために、画像を。(少し大げさに表現していますが)
右の写真のように、骨盤が傾いていると、その下の脚部も素直にまっすぐにならなくなります。
Mさんの場合、それがヒザへ連動しました。
骨盤、股関節の調整で、仰向けで寝ているのも楽になり、ヒザの痛みも良くなりました。
治療頻度 回数
週1回×6回
Hさん 40歳 産後の腱鞘炎(ドゥ・ケルバン)
治療前の症状 経過
産後4カ月。両手首の親指側が痛い。ハサミを使う時、シャンプーする時痛い。握ると痛い。
治療 経過
親指側の付け根の手首が痛くなる、
この腱鞘炎は、なぜか産後の方、更年期の方が訴えられることが多いように思います。
ホルモンが関係しているらしいですが、原因はよくわかりません。
西洋医学では、ステロイド剤や、改善がない場合、腱鞘切開することもあるようですね。
活法整体で対応。2回目にいらしたとき、「左手はあの1回でほとんど良くなった」とのことです。
右手はまだ痛むそうで、手を反らす、バイバイする動き、握る、開く動作で痛み。3回目においでのときは、「前回、治療前には車のシートベルトをするときに痛かったのが、帰りには痛くなくなっていました」
鋭く強かった痛みが、鈍い痛みに。
遠方にお住まいのため、背中のコリの治療も兼ねて、随時来院。
治療頻度 回数
月1~2回 計7回の治療で手首の痛みは気にならなくなった。
Tさん 30代 妊娠中の恥骨の痛み
治療前の症状 経過
妊娠34週 恥骨が痛い。胃もたれがする。
治療 経過
整体で、恥骨の痛みへのアプローチは、直接恥骨に触れることなく、簡単です。
恥骨の痛みは1度の施術で、気にならなくなりました。
また、胃もたれは、1診目で楽になったものの、2回目でまた重い。
自宅でできる自己療法をお伝えしました。
治療頻度 回数
2回
患者 Aさん(41歳 千葉県茂原市)恥骨の激痛
治療前の症状 経過
34歳で出産後、恥骨が痛んだがそのごおさまった。しかし、今年に入り、恥骨右側の痛みが再び起こり、毎日の痛みに。かなり強い痛みで、長時間座っていられない、歩行にも支障をきたすほどの痛みに。さまざまな病院で検査を受けたが異常はみつからない。
治療 経過
恥骨とつながっている恥骨筋をはじめ、内転筋群のこわばりが関係していると思われ、整体にて骨盤調整を行い、鍼を用いてゆるめる。1回の治療で、スポーツクラブにも行けるようになり、3回の治療でほぼ痛みを感じないほどに。4回の治療で終了。
治療頻度 回数
週1度の治療。計4回。