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心と体のコラム

わたしは嘘をついている

 - カテゴリー " 心のこと " -

せっかく、首のことを書こう書こうと思っていて、すこし書く気が失せたので、心のこと、というカテゴリーのことを書きます。

 

よく「自分に嘘をつきたくない」、とか、「自分に正直になりたい」、なんて言葉を聞きます。

 

なにか欲求を抑えていたり、我慢したり遠慮してしまっているときに、その気持ちに素直になろうよ、という意味合いで使われることが多い言葉かな?

 

正直に生きているつもりで、私は自分にいっぱい嘘はついていると思います。

 

その嘘は、必要があってついている嘘なんじゃないかな。

 

自己弁護、負け惜しみ、自己正当化、言い訳・・・・・

「ほんとうはそういうつもりじゃないから」

「あの人がああ言ったせいだから」「やむをえない環境だから」

「自分はそんなんじゃないから」

そういったものは、上手についている自分への嘘。

だれしも、大なり小なり、自分に嘘はついているのが本当じゃないでしょうか。

 

よくラジオの「テレフォン人生相談」を聴きます。

15分かそこらで、おおかたの深刻な悩みが解決に近づくのだから、恐るべき番組だと興味深く聴いてます。

 

先日聞いたものは、あるおばあさんの相談。

 

息子とその嫁から、孫の塾代だのなんだのと、借金を申し込まれる。これまで何百万と貸してきたのに返さない。息子と嫁は、なんでそんなに借りたがるのか。自分も生活ギリギリなのでとても困っている。

 

といった内容でした。

 

問題は、お金を借りたがる息子たちではなく、おばあさんが、なぜそれでも貸してしまうのか、ということなのです。

 

回答者が、なぜ貸してしまうのか?聞くと、おばあさんは、「孫がかわいいから。孫のために」と答えます。

 

子や孫に対する愛情、それはもっともな答えですが・・・・

 

回答者は、ズバリズバリと「それは嘘です」といいます。

 

あなたは、息子さんとつながりつづけたいのでしょう?それはあなたのさびしさからですよ。

 

するとおばあさんは、「確かに、そのとおりです」と認めます。

 

自分の中にある憎しみ、敵意、そんなものを回答者が、明確化していくと、おばあさんも、それに気づき認めていきます。

 

普通、そんな指摘を受けたら不愉快だし、そんな感情は覆い隠して気づきたくないし、認めたくもないだろうに。

 

最後におばあさんは、すっきりした声で、こんど借金を申し込まれても断れそうです、とおっしゃっていました。

 

すごいなあ、おばあさんに何が起こったのだろう。愛情という隠れ蓑に隠された自分の本音。

 

本音への気づき、何か、生き直しのきっかけみたいなものが、この15分の中であったのではないでしょうか。

 

だれでも、本当のみじめな自分に気づかないように、自分で自分を嘘で守ってやらなければ、どうにも自分を成り立たせられなくなることって、あります。

 

自分に嘘をつくことは悪いことじゃないのよ、と思います。

「ああっ、わたし、また嘘をついているんだな」、とちゃんと自覚さえしていれば。その奥になにかほんとうの本音を自分は隠しているんだな、とわかってさえいれば。

 

自分が自分に嘘をついている自覚なしに、「自分は自分に正直に生きているんだもん」と思いこんでいたとしたら、それはそれで、本人にとって無難で平穏で幸せな人生なのかもしれません。

 

けれど、とっても不愉快で知りたくない本当の自分の本音をごまかすために、自分は今日も、嘘をついてしまっている・・・

 

自分のついている嘘を自覚しつつその苦渋を味わう(=ネガティブな感覚を排除しない)ことが、自分に正直な生き方になるのかもしれない、そんなことを考えているところです。

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 心のこと.
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